フナヤマ タカシ
Funayama Takashi
舟山 貴士 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 古筆の連綿表現を実装したフォントの開発について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 2024年度デザイン学研究 作品集 第30号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本デザイン学会 |
巻・号・頁 | 30(1),2-7頁 |
総ページ数 | 6 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 舟山貴士 |
概要 | 本制作は、日本語フォントにあまり用いられてこなかった合字以外での連綿表現に取り組んだものである。金属活字で用いられた連綿の仕様をデジタル上で再現することに取り組み、そこで感じる表現の違和感から、書の技法を参考としてOpenTypeやバリアブルフォントの技術を用いて、違和感の少ない連綿表現を実装する連綿フォントを制作した。金属活字の技術仕様では単調な組み上がりになる部分については、太さや幅の軸を持つバリアブルフォントにすることでより自然な抑揚がつく組み上がりが実装できるようになった。字形が不自然になる部分については接続のパターンを見直し、接続位置の調整をおこなうことのできる試作を制作した。試作の仕様をもとに、連綿表現を実装できるフォントの作成をおこなった。 |