イワツキ スミエ
岩月 すみ江 所属 医療保健学部 看護学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 看護師が捉えるがん患者・家族のヘルスリテラシーと意思決定支援 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 札幌保健医療大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第4巻,27-40頁 |
著者・共著者 | 岩月すみ江、小野善昭、本吉美也子、池田正子 |
概要 | 主
がん患者・家族の看護に携わる看護師が、患者らのヘルスリテラシーをどのように捉え、意思決定のための情報支援をしているのか明らかにすることを目的に質的研究を行った。半構造化面接による情報収集とMGTAを用いた分析の結果、看護師は患者家族の情報の非対称性や無効な情報収集を認識し、それらに対して適切な情報支援の実践に務めていた。一方で看護師自身の情報の吟味や信頼性の確認などは主体的な行動につながっていなかった。看護師は、患者・家族と医療従事者間の情報の非対称性を認識した上で、個々に応じた情報提供を実践し、患者の価値観や思いを尊重した情報支援が必要であることを認識していた。 |