カゴシマ タケシ
神子島 健 所属 学環 教養学環 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/07 |
形態種別 | 解説記事 |
標題 | 都政における歴史認識の課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 緑の風 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | NPO法人多摩住民自治研究所 |
巻・号・頁 | (242),14-18頁 |
総ページ数 | 5 |
概要 | 東京都知事選を前に、この4年間で問題となった、東京都政における歴史認識についての課題について解説した記事。一つは、東京大空襲に関する慰霊の問題である。空襲の生存者の減少及び、犠牲者を直接知る親族の減少などもあり、当事者がいなくなった後の時代の慰霊をどう考えるかということが課題となる。遺骨が祀られている東京都慰霊堂は、関東大震災の慰霊者も祀られている。そこでは小池知事誕生後、2017年から知事による震災時に虐殺された朝鮮人への慰霊祭の追悼文が送られなくなったという問題が発生している。天災による死と人災による死という基本的な区別の必要があらためて求められている。 |