オオノ カンタ
OHNO Kanta
大野 勘太 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 職種 助教 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ACE(Assessment of Client’s Enablement)を使用したことでクライエントと作業療法士の協働が促進された事例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床作業療法研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 4,7-12頁 |
著者・共著者 | 北橋多恵子,澤田辰徳,大野勘太, 小瀬綾美,伊藤泰士 |
概要 | 今回,作業療法経過中のクライエントに対し,作業遂行に関する認識差異の評価(Assessment of Client’s Enablement: ACE)を用いて面接を行った.ACEは,作業療法面接で挙がった個々の作業について「現在の状態でその作業をどの程度行うと思うか」をクライエントと作業療法士が個々に回答し,両者の回答の差を作業遂行に関する認 識の差異(GAPスコア)として測定・共有し,作業の習慣化に向けてその後の介入方針などを協議するツールである.本事例では,ACEを用いた結果,クライエントと作業療法士の間に生じていた作業遂行に関する認識の差異が明らかになり,協働が促進され,退院後の生活において作業が遂行可能になった.この経験を通して,クライエントと作業療法 士の認識の差異を可視化できるACEを面接の補助ツールとして用いることは,退院後の生活における作業遂行の可能化に向けた協働を促進するために有効であることが示唆された. 担当部分:全般 |
外部リンクURL | https://kenkyuukai.m3.com/journal/FilePreview_Journal.asp?path=sys%5Cjournal%5C20170503061248%2D858CBC31F825A3A8BAAC39AEE92B738C153970847C1E0E110B2A8EFBDB3A4AA6%2Epdf&sid=848&id=2566&sub_id=42377&cid=471 |