シマミネ テツヤ
Tetsuya Shimamine
島峰 徹也 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/01 |
形態種別 | 著書 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 遠隔モニタリングシステムについて |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | かていてる |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本心臓ペースメーカー友の会 |
巻・号・頁 | 53(1),10-20頁 |
総ページ数 | 11 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 島峰徹也、村澤孝秀(東京大学医学部附属病院 医療機器管理部) |
概要 | 遠隔モニタリングとは、ご自宅などの医療施設から離れた場所でも、送信機(中継器)を設置して頂くことによって、ペースメーカや植込み型除細動器(ICD)、両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)、植込み型心電計といった植込みデバイスの情報を定期的に海外にあるメーカのサーバに送信し、医療機関はその植込みデバイスの情報をインターネットで確認することができるシステムです。日本では 2009 年から導入されました。病院でチェックしている全ての項目について確認できるわけではありませんが、ある程度の項目については把握することが出来ます。ですので、データを送信すれば病院を受診することなく、離れた場所にいながら医療機関へ植込みデバイスの情報を提供することができます。またアラートの設定も可能で、植込みデバイスに関するトラブルや危険な不整脈が発生した場合には医療スタッフに通知され、病院側からの早期介入が可能となります。日本不整脈心電学会からも『遠隔モニタリングの有用性は高く、心臓植込型デバイス患者において標準的な管理手段としてこの導入が推奨される』と提示されています。 |