オギノ ミノル
荻野 稔 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 緊急離脱におけるHFマニュアルの効果とその検証 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医療機器学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 医療機器学会 |
巻・号・頁 | 91(5),422-432頁 |
著者・共著者 | 上條史記、武田朴、伊藤奈々、島峰徹也、笠井亮佑、加納敬、荻野稔、日向奈惠、藤巻美穂、横路秀之、篠原一彦、田仲浩平. |
概要 | わが国では地震・台風・大雨といった自然災害が多く、 医療機関での災害対策が重要である。特に血液透析療法は患者の血液を脱血し血液透析器で浄化、患者に血液を返血する治療で、大量の水・電気を使用するので災害に対し脆弱であるとされている。血液透析中に大規模災害が起きた場合、緊急に治療を中断し透析スタッフは患者と血液回路の接続を解除しベッド上から患者を解放し避難できる状態にする緊急離脱を行い安全な区画まで避難誘導する必要がある。しかし、スタッフ数よりも患者数が多いことや未熟なスタッフもいることで、迅速かつ安全な離脱を行うことが出来ない。そこで本研究は、拡張現実(AR)を用いたハンズフリーマニュアルを使用することで未熟者でも迅速かつ安全な離脱が行えるか、従来の紙マニュアルと比較し評価を行った。結果、離脱時間・精度ともにハンズフリーマニュアルが有用である可能性が示唆された。
担当範囲:共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |