タケシマ ユリコ
竹島 由里子 所属 メディア学部 メディア学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/08 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 階層的空間索引構造を用いた区間型ボリュームの高速抽出 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 情報処理学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 情報処理学会 |
巻・号・頁 | 38(8),1593-1602頁 |
著者・共著者 | 藤代一成、竹島由里子、前田裕治 |
概要 | 対象ボリュームデータの解析は,指定フィールド値やビューイングパラメータ値の変更を繰り返しながら進められることから,幾何学的特微の抽出や表示の高速化が望まれている.ボリュームデータの容量は膨大であり,計算資源に大きな負担をかけるが,使用する補助データ構造や走査方法を工夫することによって,関連するアルゴリズムの時間効率を大きく改善することができる.筆者らは先に,効果的なボリュームデータの表示や解析を目的として,フィールド値がある有限閉区間に属するような三次元サブボリュームをソリッドデータとして幾何学的に表現する「区間型ボリューム」を提案した.本論文では,この区間型ボリュームを,階層的ボリューム索引構造として知られるBranch?on?Need Octreeを用いて,高速に抽出するアルゴリズムを提案する.さらに,商用データビジュアライザAVS Ver.5上に本法を実装し,陽子・水素原子衝突などの事例を用いて,既存の手法との効率の比較を行い,その有効性を示す. |