ミカミ コウジ
Koji Mikami
三上 浩司 所属 メディア学部 メディア学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/08 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 分断と再統合現象を考慮したオーロラのビジュアルシミュレーション |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 情報処理学会論文誌 |
出版社・発行元 | 情報処理学会 |
巻・号・頁 | 55(8),1886-1898頁 |
著者・共著者 | 小島啓史,竹内亮太,石川知一,三上浩司,渡辺大地,柿本正憲,近藤邦雄 |
概要 | オーロラのCGアニメーションのために,オーロラ特有の複雑な運動を擬似的に再現する手法を提案する.これまで,オーロラを対象にしたビジュアルシミュレーションの研究が多く行われてきた.しかしながら,実際のオーロラのように分断したり,接続して再統合したりするような複雑な様子を再現できる研究は行われていない.本研究では,分布特性を考慮してオーロラの擬似的な分布を無数の点群で近似する.水平方向に広がる2次元平面上に,ひとつながりになるように複数の点を配置する.この点列に対して,オーロラの分断と再統合の現象を考慮した接続関係の変更処理を行う.点列を切断し一部を分離する処理を行うことで,ひとつながりのオーロラが分断して複数のオーロラになるような様子を再現する.分離した複数の点列が再び接続する処理を行うことで,分断したオーロラのひだが再統合することでひとつながりのオーロラを形成する様子を再現する.また,電磁場計算と流体計算を用いた運動モデルを構築し,ひだの運動を表現する.オーロラの2次元分布を変化させることでオーロラ特有の複雑な運動を再現する.さらに,オーロラの2次元分布をもとに発光過程の計算を行いオーロラの3次元分布を計算する.1/fノイズを用いることで揺らぎのある自然な分布を再現した.この3次元分布をスクリーンに射影し描画することでオーロラのCGアニメーションを生成する. |
ISSN | 1882-7764 |
外部リンクURL | https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=102606&item_no=1&page_id=13&block_id=8 |