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カゴシマ タケシ
神子島 健 所属 学環 教養学環 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2019/10 |
| 形態種別 | 著書 |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | フィリピンの戦場で何があったのか? 戦争認識が形成されるということ |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 『社会が変わるとはどういうことか』 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 有信堂高文社 |
| 巻・号・頁 | 132-144頁 |
| 総ページ数 | 13 |
| 担当範囲 | フィリピンの戦場で何があったのか? 戦争認識が形成されるということ |
| 担当区分 | 責任著者 |
| 著者・共著者 | 広岡守穂編
神子島健 |
| 概要 | 「社会の常識」とされるような認識が変わるとき、現状がおかしいという視点から声を挙げる人たちがいて、それが時間をかけて広がり、深まり、新たな認識が獲得されていく。そうした事例を集めた書籍の中で、フィリピンにおいて日本軍が行った戦争についての認識が、当事者である兵士以外にどのような形で広がっていったかをたどった事例研究である。政治、小説、反戦運動など、様々なファクターが重なっているが、とりわけ1990年代からは、元兵士の孫くらいの世代とのコミュニケーションが、それまで語られなかった証言を生み出していることが特徴として挙げられる。これはフィリピンに限らぬ、戦争の記憶の今日的なあり方の重要な形である。 |