サトウ アツシ
佐藤 淳 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 糖鎖マイクロアレイを用いたラクトフェリン -糖鎖相互作用の解析と抗がん・神経再生への展開- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ラクトフェリン2023 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アイ・ケイ コーポレーション |
巻・号・頁 | 77-82頁 |
総ページ数 | 6 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 中村 真男、 飯森 愛美、舘野 浩章、佐藤 淳 |
概要 | 膜タンパク質や分泌タンパク質の多くが糖鎖修飾を受けており, 糖鎖は, がん , 脳神経疾患 , 感染症 , 免疫 など , ほとんどの医学領域に関与してい る。広範な領域に広がる糖鎖の機能を制御するためには , 糖鎖と生理活性分子との相互作用の解析が研究の第一ステップであり , 医薬品開発において重要度を増している。 筆者ら は , 糖鎖を治療標的とする ヒト ラクトフェリン hLF 製剤の開発を目指している。 hLFは2つの相同な lobe N-lobe及び C-lobe)から構成され ており , 鉄結合度の違いにより , N-lobe側のコンフォメーション が変化する 。こ の構造の違いが 生理活性分子 との 結合 にどのような影響を及ぼすかは不明である 。 本稿 では , 鉄結合度の異なる hLF, 及び N-lobeが 結合する 糖鎖構造 を 網羅的に解析し , 新規な作用点 に基づ く hLFの 応用を 検討 した。 |