オオノ カンタ
OHNO Kanta
大野 勘太 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 職種 助教 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015 |
形態種別 | 学位論文 |
標題 | 実生活における患手の使用を促進するためのアプリケーション開発 : ADOC for Hand |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神奈川県立保健福祉大学2014年度特別研究論文(修士) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1-58頁 |
著者・共著者 | 大野勘太, 友利幸之介,長谷龍太郎 |
概要 | 日常生活における上肢の使用場面のイラストをクライエントと作業療法士で一緒に選択するためのアプリケーションであるADOC for Hand(ADOC-H)を開発中である.ADOC-Hの項目妥当性について,Webアンケートを利用したDelphi法を実施した.項目決定後は,イラストレーターにイラスト作成を依頼し,イラストの表現している内容を適切に想起することが可能か調査した.その後,紙面版ADOC-Hを臨床で試用した際の有用性について調査を行った.項目の妥当性について,意見が集約されるまでDelphi法による検討を4回繰り返した結果,アプリケーションに搭載する項目はADL,IADLを中心とした16カテゴリー,130項目に決定した.イラストの妥当性について,全130項目中128項目において,全対象者が適切な内容の想起が可能だった.誤答が見られた2項目はイラストの修正を行った.紙面版ADOC-Hの臨床有用性について,イラストや使用手順に関しては,全対象者の78%以上から「問題なし」という回答が得られた.自由記述には「趣味などのイラストが不足している」など,項目の種類に関する意見が散見された.担当部分:全般 |