サトウ アツシ
佐藤 淳 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | アルブミン融合ヒトラクトフェリンのガン細胞内取り込みに関与するアルブミンドメインの同定 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ラクトフェリン2023 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アイ・ケイ コーポレーション |
巻・号・頁 | 61-64頁 |
総ページ数 | 4 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 鈴木 栞、大久保 一希、Hana Nopia、渡部 文周、王 菲、佐藤 淳 |
概要 | 概要 ラクトフェリン(LF)は、自然免疫における様々な作用を有するが、抗腫瘍活性に我々は着目した。ヒト血清アルブミン融合ヒトラクトフェリンタンパク質(hLF-HSA)は、ヒト肺腺ガン細胞PC-14に対し、ヒトラクトフェリン(hLF)と比較して細胞内により送達されることで、増強した細胞増殖阻害活性を示すことを当研究室で報告している(栗本らの報告参照)。hLF-HSA はHSAの取り込みによって細胞内に送達される。HSAは3つの機能ドメインによって構成されるが、どのドメインが細胞内取り込みに関与するかは分かっていない。そこで、本研究では、hLFとHSAの各ドメイン(DⅠ、DⅡ、DⅢ)を融合させたタンパク質を作製し、取り込みと細胞増殖阻害活性を評価することで、その関与を明らかにすることを目的とした。タンパク質は、COS-1またはCHO DG44細胞を用いて調製した。ヒト肺腺ガン細胞株PC-14を用いた実験で、全てのドメイン融合タンパク質が細胞内に取り込まれ、増強した細胞増殖阻害活性を示した。 |