サトウ アツシ
佐藤 淳 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | コンドロイチン硫酸Eユニット(CS-E)を特異的に認識するヒトラクトフェリン模倣ペプチドの創製とガン細胞に対する影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ラクトフェリン2023 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アイ・ケイ コーポレーション |
巻・号・頁 | 47-50頁 |
総ページ数 | 4 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 薬袋 貴也、平井 裕太、佐藤 淳 |
概要 | 細胞膜上には硫酸化グリコサミノグリカン(GAGs)という糖鎖が発現している。GAGsは生体内部で細胞増殖や細胞接着など多様な機能を持つ。GAGsはその糖の硫酸化パターンによって分類されるが,本研究ではコンドロイチン硫酸Eユニット(CS-E)に着目した。CS-Eはガン細胞において発現割合が増加し,悪性化に関与することや,脊髄損傷時に損傷部位にて発現することで,神経再生の阻害が報告されている。我々はCS-Eを特異的に認識,阻害する分子としてヒトラクトフェリン(hLF)を報告している。本研究では,hLFをリード分子としたより低分子なCS-E特異的認識ペプチド(ChBp)の創製を目的とした。デザインしたChBpとCS-Eは,ELISA法による結合解析によって特異的に結合することが確認された。また,ChBpはガン細胞に対して増殖阻害活性を持つことが確認された。 |