サトウ アツシ
  佐藤 淳
   所属   応用生物学部 応用生物学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 学術雑誌,解説・総説
査読 査読あり
標題 塩基性乳清タンパク質ラクトフェリンの糖結合特性と神経再生医療への応用展開
執筆形態 共著
掲載誌名 Trends in Glycoscience and Glycotechnology
掲載区分国内
出版社・発行元 FCCA (Forum: Carbohydrates Coming of Age)
巻・号・頁 34(198),J1-J5頁
著者・共著者 中村 真男、佐藤 淳
概要 塩基性乳清タンパク質ラクトフェリン (LF) は、自然免疫で機能するグリコサミノグリカン (GAG) 結合タンパク質であり、その多彩な機 からバイオ医薬品としての応用が期待されている。現在までにLFが細胞表面に存在するGAGの一種であるヘパラン硫酸と結合し、神経保護作用や抗癌作用等に関与することが報告されている。最近、ヒトLF (hLF) が神経軸索の伸長を阻害するコンドロイチン硫酸E (CS—E) と結合し、CS-Eによる軸索伸長阻害を中和することが見出された。本稿では、LFの一般的な特性を概説し、hLFとCS-Eとの結合特性とその応用について論じたい。
外部リンクURL https://www.jstage.jst.go.jp/article/tigg/34/198/34_1957.1J/_article/-char/ja/