セノオ ヒロコ
  妹尾 弘子
   所属   医療保健学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1998/12
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 精神分裂病患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)に関する研究(続報)
執筆形態 共著
掲載誌名 東京保健科学学会誌
巻・号・頁 1(1),107-110頁
著者・共著者 【共同発表者】
長田久雄、立山萬里、毛束忠由、里村恵子、松本弘子、宮田量治、藤井康男、野口弘之、山中恵子、拓野雅之
概要 精神分裂病患者のQOLの主観的側面と客観的側面、および精神症状との関連を明らかにすることを目的とした。対象は精神分裂病患者60名で、QOLの主観的側面の測定には「生活満足度スケール」(SQOL)と「WHOQOL-短縮版」(WQOL)を、客観的側面の測定にはQLSを、精神症状の評価にはBPRSを用いた。QLSはSQOLおよびWQOLとに有意な相関はなく、BPRSと有意な相関がみられた。精神分裂病患者では、QOLの主観的側面と客観的側面の評価が一致せず、疾患のパラドクスが認められた。