|
カゴシマ タケシ
神子島 健 所属 学環 教養学環 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2017/12 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 思想的課題としての南京事件 : 堀田善衞『時間』の問いかけ |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 世界 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 岩波書店 |
| 巻・号・頁 | (902号) |
| 概要 | 南京事件から80周年を機に、日本を代表する総合雑誌『世界』編集部より依頼を受けて執筆したもの。日本と中国の国交のない1950年代半ば、作家の堀田善衛が、資料や報道等をもとに、南京にいた中国人の視点から日本軍の襲来と南京事件を描いたのが『時間』である。小説というフィクションによって他者の観点を深くえぐり出し、自己(この場合は集団としての日本人)の認識を揺さぶるという作品の基本的な狙いと意義を確認する文章である。 |