ミカミ コウジ
Koji Mikami
三上 浩司 所属 メディア学部 メディア学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | リアルタイム3DCGにおける物体の形状を考慮した輪郭線の誇張表現手法の提案 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 芸術科学会論文誌 |
出版社・発行元 | 芸術科学会 |
巻・号・頁 | 10(4),251-262頁 |
著者・共著者 | 松尾隆志, 三上浩司, 渡辺大地, 近藤邦雄 |
概要 | 2D アニメーションや漫画では、物体の形状をより効果的に表現するために、輪郭線の線質を変えるなどの誇張した表現で描くことがある。3DCG上で2Dアニメーションや漫画の表現を行うトゥーンレンダリングでは、輪郭線は容易な手法である均一な線で表現することが多い。本研究は、ゲームなどのリアルタイムコンテンツ内 でのトゥーンレンダリングにおける物体の形状を考慮した輪郭線の誇張表現手法を提案する。本手法では、2Dアニメーションの作画に用いるデザインやデッサンの手法である輪郭線の強弱の変化による形状の誇張表現に着目した。提案手法では、対象となる 3次元モデルのポリゴン形状が曲線を描く部分を特徴とし、その特徴に 従って誇張表現を行った。また、モデルを構成するポリゴンをすべて裏返したモデルである、裏ポリゴンモデ ルを用いることで、形状に沿う連続した線の表現を行った。このことより、リアルタイム 3DCGでのトゥーン レンダリングにおいて形状を効果的に表現する輪郭線の誇張表現を実現した。 |