タナカ コウヘイ
Tanaka Kohei
田仲 浩平 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/10 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 重症心不全患者搬送に伴う臨床工学技士の役割と問題点 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床工学技士会会誌. |
巻・号・頁 | (No.13),117-118頁 |
著者・共著者 | 田仲浩平,上村秀彦,高橋一久 |
概要 | 産業医科大学病院における重症心不全患者搬送の経験について検討した.重症者搬送は,患者自身の搬送と同時に,生命維持に必要な機器も同時に移動させなければならない.この接続された機器がPCPSやIABPであれば,ラインの折れ曲がりによる閉塞は致命的なダメージを与える.また,目的施設までを安全にかつ速やかに移動しなければ,予後を左右することになる.産業医科大学病院では,人工弁置換術後に心不全に陥った,重症心不全患者の緊急搬送を経験した,搬送は市のヘリを使用する予定であったが,搬送機材の積載重量オーバーにより断念,緊急要請依頼により自衛隊による搬送が実現した.搬送には臨床工学技士を中心に搬送プランを計画し,酸素ボンベ本数やバッテリー容量などを検討した.搬送中は,振動などによる機器の不具合や,酸素ボンベの圧力調整器のリークによる酸素量の減少が発生した.重症心不全者搬送を,予め検討しておき,チェックリスト等を作成し,器具等の準備しておくことが必要である. 本人担当:データ収集,資料収集,論文作成. |