クサカ サトミ
  日下 さと美
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010
形態種別 学術論文
標題 当院における慢性心房細動患者に対する心臓リハビリテーションの検討
執筆形態 共著
掲載誌名 心臓リハビリテーション
掲載区分国内
出版社・発行元 日本心臓リハビリテーション学会
巻・号・頁 15(2),323-326頁
著者・共著者 糟谷深、重政朝彦、上村さと美、他
概要 慢性心房細動(c-AF)患者に対する心臓リハビリテーション(心リハ)について検討した。対象は、3ヵ月以上外来通院における心リハに参加したc-AF患者のうち、心肺運動負荷試験(CPX)で評価可能であった15例(男性10例:女性5例、年齢70±10歳心不全11例・心筋梗塞4例)とした。心リハは嫌気性代謝閾値(AT)レベル以下の運動処方を基本とした。運動耐容能や血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)値,心拍数の変化、心事故の有無について後向きに検討を行った。
最高酸素摂取量は、心リハ開始1ヵ月後139±4.4mL・/kg/minから3ヵ月後15.5±5.4mL/kg/minへ上昇(p<0.01)ATは9.6±22mL/kg/minから103±2.6mL/kg/minへ上昇(p<0.05)、二酸化炭素排出量に対する換気量の増加率は32.7±2.9から29.1±3.8へ低下、BNP値や心拍数に関しては有意な上昇は認られなかった。
小数例の検討であるが、症例の選択を誤らなければ、洞調律の患者と同様に運動耐容能の改善が期待できる効果が得られ、心リハの有効性と安全性が確認された。