ナカヤマ タカシ
中山 孝 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 下垂足装具の効果判定 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 靴の医学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本靴医学会 |
巻・号・頁 | 31(2),10-15頁 |
担当範囲 | 実験計測、データ分析、考察 |
著者・共著者 | 石黒圭応、中山孝、阿部薫 |
概要 | 概要 本研究は特徴のある3種類(プロフッター,ゴーオン,オルトップ)の下垂足装具の効果判定を目的に,健常成人に装具を装着してもらい歩行し,その効果を三次元動作解析装置(VICON)にて検証した.その結果,右足関節の遊脚期屈曲・伸展運動域にて,全装具と裸足で有意差が認められたが,装具間では認められなかった.また右股関節の屈曲モーメントにおいてゴーオンとプロフッター,裸足とプロフッターで有意差が顕著に現れ,オルトップとプロフッターでは,5%未満で有意差が認められた.さらに,右膝関節の伸展モーメントにおいてゴーオンとプロフッターにて,5%未満で有意差が認められた.プロフッター装着時は立脚終期に背屈方向への強い牽引力が作用したため,足関節の底屈を阻害し,股関節屈曲モーメントが増加したものと考えた. |