ナカヤマ タカシ
中山 孝 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/12 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 膝装具装着歩行の力学的解析(健常成人) ―矢状面に着目して― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本整形靴技術協会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本整形靴技術協会 |
巻・号・頁 | 1(2),1-5頁 |
担当範囲 | データ計測、考察 |
著者・共著者 | 石黒圭応、中山孝、阿部薫、清水順市 |
概要 | 膝関節疾患の保存療法の治療としてよく使用される異なる軟性膝装具2種類,側方支柱付膝サポーター及びクロスベルト付き側方支柱付膝サポーターを使用し,その効果判定を7名の健常成人を対象に行った.筋電計(Noraxon)を三次元動作解析器(VICON Nexus)に同期させ,歩行時の右下肢の関節角度,関節モーメント,筋電計5筋(前脛骨筋,腓腹筋外側頭,内側広筋,外側広筋,大腿二頭筋),床反力3成分(左右,前後,鉛直成分)を計測した.その結果,床反力計の鉛直成分平均値において,クロスベルト付き側方支柱付膝サポーターと装具なしでの比較にて,クロスベルト付き側方支柱付膝サポーターが有意に大きくなっていた(p<0.05). その理由として,歩行時,立脚初期に行われる衝撃吸収のメカニズムが装具装着により阻害されたため,床反力鉛直成分平均値が大きくなったと考えた. |