ナカヤマ タカシ
  中山 孝
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1986
形態種別 その他
標題 頚髄損傷者の呼吸
機能及び咳嗽介助法
執筆形態 共著
掲載誌名 神奈川リハビリテーションセンター 紀要 1986
巻・号・頁 13,43-47頁
概要 外傷性頚髄損傷者の呼吸機能をスパイロメトリーとフローボリュームを測定して評価した。対象はC4~C8レベル損傷者30名であった。%肺活量の平均は61.0%で、予備吸気量も健常者に比較して低値を示したが、特に予備呼気量は著明に減少していた。Zancolliの分類に従ったグループ別比較ではC6B3以下の者では%肺活量77.1%と高い値を示し、予備呼気量の値も高位損傷群の2倍以上であった。咳嗽介助法は臨床上有用な手技であり、セラピストがタイミングよく圧迫を加えた場合6.61ℓ/sと増加した。
筆者:中山 孝、土屋辰夫、若原宣彦、
竹中弘行
本人担当部分:筆頭著者として論文全体を担当。